コレクション: ヤエヤマサソリ
- 学名
- Liocheles australasiae
- 原産国
- 八重山諸島
- 最大サイズ
- ♀~35mm
- 詳細
- 全身はほぼ暗褐色で、鋏状の触肢は褐色。尾の先端の毒嚢の部分は黄色。体は幅広く、やや平らになっている。頭胸部を覆う背甲の前方両側面にはそれぞれ3個、中央には1対2個の単眼がある。その腹側を覆う胸板は前が尖ったはっきりした五角形。腹部の腹面前方にある櫛板は、その歯が太短い円柱状で4-8と数が少ない。尾になっている後腹部は細く、先端の毒針は下に曲がる。毒針に相対する棘はない。雄の特徴として腹部が小さく、触肢の鋏の形状が異なるとしている。ヤエヤマサソリは単為生殖によって雌だけで繁殖が可能であることが分かっている。