アトラスオオカブト(原名亜種)

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  学名

  Chalcosoma atlas atlas

  原産国

  スラウェシ島・サンギヘ諸島(サンギヘ島、シアウ島)・ドギアン諸島(ドギアン島)

  最大サイズ

  ♂～73mm(胸角計測最大101mm)

  詳細

  胸角は全体的に丸みを帯びて湾曲し、亜種の中ではやや太い。頭角背面には一様に小さい鋸歯が並び、目立った突起などを欠く。種名のatlasはギリシャ神話に登場し、神罰によって天空を肩にかつがされた巨人神『アトラース』に由来する。

インドアトラス

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  学名

  Chalcosoma atlas mantetsu

  原産国

  インド北部・ミャンマー・タイ・ラオス

  最大サイズ

  ♂～91mm(頭角を含む)

  詳細

  原名亜種に近似した個体も存在するが、本亜種は体がより大きく大型個体の頭角背面の三角形状の突起は消失するものが一般的である。

インドアトラス幼虫

ネシアアトラス

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  学名

  Chalcosoma atlas keyboh

  原産国

  マレー半島、シンガポール、ボルネオ、スマトラ他

  最大サイズ

  ♂～101mm

  詳細

  中～小型個体はフィリピン群島の亜種と変わらないが、大型でも余り大きくならず、また体の幅がさらに狭い。

ネシアアトラス幼虫

パラワンアトラス(フィリピンアトラス)

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  学名

  Chalcosoma atlas hesperus

  原産国

  フィリピン・パラワン島

  最大サイズ

  -

  詳細

  コーカサスオオカブトに極めて近い種族。頭のつのの突起が無い方がアトラス。

ミンダナオアトラス(フィリピンアトラス)

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  学名

  Chalcosoma atlas hesperus

  原産国

  フィリピン・ミンダナオ島

  最大サイズ

  110mm　Over

  詳細

  コーカサスオオカブトに極めて近い種族。頭のつのの突起が無い方がアトラス。

ミンダナオアトラス幼虫

ルソンアトラス(フィリピンアトラス)

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  学名

  Chalcosoma atlas hesperus

  原産国

  フィリピン・ルソン島

  最大サイズ

  ♂～108mm

  詳細

  標高が高く、気温が低いためか全体的に小型の個体が多いが過去にこの(ルソン島北部の高地イフガオ県Mt.Nagchayan)地域で96mm近い特大個体が採集されたことがあるそうです。飼育下では大型個体も期待でき、寒さに強い傾向にある。全体的に採集される数も少なく、生きた状態で日本に輸入されること自体稀な激レア!!アトラス。

ルソンアトラス(フィリピンアトラス)幼虫

レイテアトラス(フィリピンアトラス)

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  学名

  Chalcosoma atlas hesperus

  原産国

  フィリピン・レイテ島

  -

  詳細

レイテアトラス(フィリピンアトラス)幼虫

コーカサスオオカブト(原名亜種)

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  学名

  Chalcosoma chiron chiron

  原産国

  ジャワ島

  最大サイズ

  ♂～121mm

  詳細

  本亜種はスマトラ産およびマレー半島産に比べてわずかに小型で、体はやや丸味を帯び、頭胸部の角は細い。
  亜種名chironはギリシャ神話に登場し賢明で多才なアキレウス、ヘーラクレース、アスクレーピオスの3人を教育した半人半馬の怪物『ケイローン』に因む。

コーカサスオオカブト(原名亜種)幼虫

スマトラコーカサス

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  学名

  Chalcosoma chiron janssensi

  原産国

  スマトラ、トランク島(バニャック諸島)、ニアス島

  最大サイズ

  ♂～133mm

  詳細

  最も大きくなる個体群で、スマトラ中～南部のものは体だけで85mmに達し、♂の短角型はことさら大型になる。

スマトラコーカサス幼虫

タイリクコーカサス

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  学名

  Chalcosoma chiron belangeri

  原産国

  インド北東部、ミャンマー、タイ、カンボジア、ベトナム南部、ランカウイ島

  最大サイズ

  ♂～125mm

  詳細

  マレー半島中部のものに似るが、胸角を背面から見るとより平行がかる。低地にも生息する。いずれの地でも多くない。

タイリクコーカサス幼虫

ペレンアトラス

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  学名

  Chalcosoma atlas shintae

  原産国

  バンガイ諸島(ペレン島・バンガイ島・サルー島)、スラ諸島(タリアブ島・マンゴレ島・サナナ島)

  最大サイズ

  ♂～61mm(胸角計測最大80mm)

  詳細

  大型の♂の胸角基部はモーレンカンプオオカブトのように狭まり、胸角の湾曲は弱く、やや長い。原名亜種に比べて頭角は短い傾向がある。
  前胸部は狭く体高がやや高い。
  小型個体でも胸角はやや長く、他の亜種に比べてより外方を向く。
  亜種名は記載者である永井信二氏の長女のインドネシア名『shinta』に因む。

ペレンアトラス幼虫

マレーコーカサス

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  学名

  Chalcosoma chiron kirbyi

  原産国

  マレー半島

  最大サイズ

  ♂～127mm

  詳細

  マレー半島中央部の集団で、頭角は長いがスマトラ産と同様に背面の突起は1本である。胸角は、背面から見ると他亜種に比べ最も丸味を帯びる。

マレーコーカサス幼虫

モーレンカンプオオカブト

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  学名

  Chalcosoma moellenkampi

  原産国

  ボルネオ、ラウト島

  最大サイズ

  ♂～112mm

  詳細

  本属中、最もスマートで脚も細長い種である。二本の胸角の基部は本種が最も接近しているので
  同等の大きさのアトラスとの区別は容易である。

モーレンカンプオオカブト幼虫