アローコクワガタ(原名亜種)

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  学名

  Dorcus arrowi arrowi

  原産国

  中国(雲南省西部)、ミャンマー北部(カチン州・シャン州)

  最大サイズ

  ♂～62mm

  詳細

  原名亜種の他、タイ北部亜種・ベトナム北部亜種・ベトナム中部亜種リエンの3亜種の他、中国雲南省南西部とベトナム北部ハザン地域の物がベトナム北部亜種ssp.として分類される。

アローコクワガタ(原名亜種)幼虫

アローコクワガタ(タイ北部亜種)

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  学名

  Dorcus arrowi nobuhiroi

  原産国

  タイ北部

  最大サイズ

  ♂～72mm

  詳細

  上翅は全亜種中最も明るい褐色で♂の頭部には鈍い光沢がある。

アローコクワガタ(タイ北部亜種)幼虫

アローコクワガタssp

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  学名

  Dorcus magdeleinae ssp

  原産国

  中国

  最大サイズ

  -

  詳細

アローコクワガタ(亜種リエン)

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  学名

  Dorcus arrowi lieni

  原産国

  ベトナム中部(コンツム省)

  最大サイズ

  ♂～73mm

  詳細

  アローコクワガタの中でもっとも大顎が長い。

アローコクワガタ(亜種リエン)幼虫

アキソプシスコクワガタ

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  学名

  Dorcus axisopsis

  原産国

  ミャンマー南東部・タイ南部・ラオス南部・ベトナム南部

  最大サイズ

  ♂～32mm

  詳細

  ♂♀共に小型で赤色味がかった褐色。エレガントゥルスコクワガタに似るが、♂の体と大アゴは細長く、大アゴの先端は小さく二又に分かれる。
  野外における珍品度少ない。

ウーコクワガタ

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  学名

  Dorcus wui

  原産国

  中国陜西省

  最大サイズ

  ♂～41mm

  詳細

  セメノウコクワガタによく似るが内歯はより細く、交尾器に違いが見られる。

ウーコクワガタ幼虫

ウスバクワガタ

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  学名

  Dorcus formosanus

  原産国

  台湾

  最大サイズ

  ♂～37.1mm

  詳細

  野外における珍品度、やや少ない。
  ♂♀共に体は褐色～黒褐色で鈍い光沢がある。
  本種は、Macrodorcas属(コクワガタ属)の種として記載されたが、その後の検討でProsopocoilus属(ノコギリクワガタ属)へ移された。両方の特徴を併せ持った種だが、どちらかといえばDorcus属により近いので、むし社・世界のクワガタムシ大図鑑ではDorcus属に分類されています。

エレガントゥルスコクワガタ(原名亜種)

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  学名

  Dorcus elegantulus elegantulus

  原産国

  ジャワ島

  最大サイズ

  ♂～25.2mm

  詳細

  マレー半島から、スマトラ、ジャワ、ボルネオ、フィリピンにかけて広く分布し、4亜種に分類されるほか、ミャンマー南東部にも別亜種と思われる個体群がいる。♂♀共に黄色味がかった褐色で、鈍い光沢があり、上翅がやや長い。全亜種の中で最も黒化した亜種である。

エレガントゥルスコクワ(亜種axis)

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  学名

  Dorcus elegantulus axis

  原産国

  スマトラ島・ボルネオ島

  最大サイズ

  29.4mm

  詳細

  マレー半島から、スマトラ、ジャワ、ボルネオ、フィリピンにかけて広く分布し、4亜種に分類されるほか、ミャンマー南東部にも別亜種と思われる個体群がいる。

エレガントゥルスコクワ幼虫

エレガントゥルスコクワガタ(亜種akaishii)

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  学名

  Dorcus elegantulus akaishii

  原産国

  フィリピン(パラワン島)

  最大サイズ

  29.4mm

  詳細

  マレー半島から、スマトラ、ジャワ、ボルネオ、フィリピンにかけて広く分布し、4亜種に分類されるほか、ミャンマー南東部にも別亜種と思われる個体群がいる。当亜種は4亜種の中で最も小型の亜種。亜種名(学名)akashiiは、赤石忠夫氏にちなむ。

カチンコクワ

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  学名

  Dorcus katctinensis

  原産国

  分布　ミャンマー北部

  最大サイズ

  体長♂～52.7mm

  詳細

  フキヌキコクワによく似るが、体はやや小型で太短い。♂♀共に黒色味の強い個体が多い。

グラウト(グロール)コクワガタ

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  学名

  Dorcus groulti

  原産国

  インド、ミャンマー、タイ、など

  最大サイズ

  ♂～25mm

  詳細

  大あごが極端に湾曲するため見た目の印象がだいぶ異なるが体の特徴から見てエレガントゥルスコクワガタに近い位置にいると考えられる。原名亜種(インド北東部)・ミャンマー北部亜種・タイ北部亜種の3亜種に分類される。

ケンタコクワ

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  学名

  Dorcus kentai

  原産国

  分布　ミャンマー北部・ベトナム北部

  最大サイズ

  体長♂～63mm

  詳細

  野外における珍品度少ない
  セメノフコクワガタの亜種として記載されていたが、独立種として昇格した。

セグーコクワ

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  学名

  Dorcus seguyi

  原産国

  分布　ラオス北部・ベトナム北部・中国(広西壮族自治区)

  最大サイズ

  体長♂～30.6mm

  詳細

  野外における珍品度、やや少ない。
  ♂は黒褐色で艶消し状、♀は黒色で光沢がある。♂の頭部と前胸背板は幅広く、大顎は先端部で強く湾曲する。

ソンコクワガタ

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  学名

  Dorcus songianus

  原産国

  中国

  最大サイズ

  -

  詳細

  相当数が少ないのか滅多に見かけない種。
  大型個体ではネグレコクワガタっぽい歯型の印象がある。『Stag Beetle of China Ⅱ』によりビシグナートゥスコクワガタとは別種とされた。
  外見上はやはりビシグナートゥスコクワガタにソックリですが、黄紋が無くタイ節は黄色い。

サワイコクワガタ

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  学名

  Dorcus sawaii

  原産国

  中国(浙江省)・ベトナム

  最大サイズ

  ♂～35.5mm　飼育♂46mm

  詳細

  近縁種が見当たらない種。♂♀ともに黒色で光沢があるが、大型の♂ではやや光沢が鈍い。♂の頭部は、やや大きな点刻で密におおわれ、頭楯は、横に長い四角形状、大型個体でも大アゴは短い。野外における珍品度は、稀。
  ベトナム亜種はDorcus　sawaii　norikoae
  種名(学名・和名とも)沢井稔氏にちなむ。

タナカコクワ

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  学名

  Dorcus tanakai

  原産国

  中国・ベトナム

  最大サイズ

  44.0mm

  詳細

  中国産に比べてベトナム産の方が大きくなる傾向にあるようだ。
  近年ベトナム産も入荷はあるが、現地での数も少なく流通量も非常に少ない。

ダビディスコクワガタ

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  学名

  Dorcus davidis

  原産国

  中国中部

  最大サイズ

  ♂～28.7mm

  詳細

  ♂はヒメオオクワガタを小さくしたような種で、♂♀共に黒色で鈍い光沢がある。

チュウゴクコクワガタ

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  学名

  Dorcus sinensis

  原産国

  中国(雲南省・四川省)

  最大サイズ

  ♂～45.9mm

  詳細

  セメノフコクワガタによく似るが♂♀共に体が細長く、二歯状の内歯の形状に違いがある。野外での珍品度、少ない。

チュウゴクコクワssp.(シネンシスssp.)

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  学名

  Dorcus sinensis ssp.

  原産国

  中国(雲南省)

  最大サイズ

  不明

  詳細

  チュウゴクコクワの亜種と思われる。今後の研究が必要。
  

チュウゴクコクワssp.(シネンシスssp.)幼虫

ドルクス・ケルブルス

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  学名

  Dorcus cervulus

  原産国

  ベトナム・ラオス・タイ・カンボジア・ミャンマー・チベット・中国(貴州省・雲南省等)

  最大サイズ

  -

  詳細

ドンキエールコクワガタ亜種hangpui

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  学名

  Dorcus donckieri hangpui

  原産国

  インド北東部・ミャンマー西部

  最大サイズ

  ♂～74mm

  詳細

  アローコクワガタに似るが、♂♀共に体は幅広く大顎と頭部には光沢がある。インドからミャンマーにかけて分布し2亜種に分類される。上翅は黒色で♂の大顎中央の内歯はあまり前方を向かない。野外における珍品度は少ない。

ドンキエールコクワガタ亜種hangpui幼虫

ドンキエールコクワガタ原名亜種

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  学名

  Dorcus donckieri donckieri

  原産国

  ネパール・インド北東部・ミャンマー北部

  最大サイズ

  ♂～73mm

  詳細

  上翅は褐色から暗褐色で♂の大顎中央の内歯はより前方を向く。ネパールからインド北東部、ミャンマー最北部にかけての地域で採集される。野外における珍品度少ない。

ドンキエールコクワガタ原名亜種幼虫

ネパレンシス(ネパールコクワ)

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  学名

  Dorcus nepalensis

  原産国

  インド北東部　ネパール

  最大サイズ

  78.2mm　Over

  詳細

  和名はネパールコクワ。
  大変美しいコクワガタで、やや大型になるが魅力的な種。
  人気も高いが飼育には、高温に注意したい。

ネパレンシス(ネパールコクワ)幼虫

バージニアコクワ

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  学名

  Dorcus virginiae

  原産国

  タイ北部

  最大サイズ

  -

  詳細

ビキヌスコクワガタ

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  学名

  Dorcus vicinus

  原産国

  中国(浙江省・福建省・湖北省・湖南省)

  最大サイズ

  ♂～48mm

  詳細

  大型個体はコクワガタしオオクワガタの雑種によく似ており、小型個体はアマミコクワガタによく似る。

ビキヌスコクワガタ幼虫

ビシグナートゥスコクワ

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  学名

  Dorcus bisignatus

  原産国

  インド北東部　　タイ　　ミャンマー

  最大サイズ

  未申請　37.9mm　Over

  詳細

  上翅後部にオレンジ色の斑点があり、とても美しいクワガタです。飼育も容易で寿命も長くブリードも容易。飼育スペースも足らず、観賞用としても人気のクワガタ。

ビシグナートゥスコクワ幼虫

ヒマラヤコクワガタ

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  学名

  Dorcus himalayae

  原産国

  チベット等

  最大サイズ

  -

  詳細

  上翅に強い光沢をもち、大アゴ先端は二又になる。ビシグナートゥス・フルボノタトゥス・ルフォノタトゥス・ソン・ヒマラヤコクワの5種は交尾器の違いにより種分けされており、外形態からの同定は困難である。

フキヌキコクワ

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  学名

  Dorcus fukinukii

  原産国

  ミャンマー

  最大サイズ

  54mm Over

  詳細

  少し赤みを帯びた上翅が特徴。
  飼育は少し低めの温度設定で菌糸瓶飼育でブリード可能。

フルボノタトゥスコクワガタ

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  学名

  Dorcus fulvonotatus

  原産国

  ネパール インド北東部等

  最大サイズ

  37mm前後

  詳細

  飼育は比較的容易で、国産オオクワガタSETで十分飼育・ブリードが可能。

プセウダキスコクワ

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  学名

  Dorcus pseudaxis

  原産国

  タイ北部・ミャンマー東部・ベトナム北部

  最大サイズ

  ♂～32.5mm

  詳細

  ミャンマー、タイ、ベトナム国境付近の高地に分布する、小型の美しいコクワガタ。ドルクス属としては、珍しく明るい赤褐色の体色が特徴。

ペイロニスコクワ

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  学名

  Dorcus peyronis

  原産国

  ギリシャ・トルコ他

  最大サイズ

  ♂～29mm

  詳細

  ♂♀共に体は黒褐色で幅広く、鈍い光沢があり、大アゴは小さい。野外における珍品度は少ない。

メリアヌスコクワ

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  学名

  Dorucus melianus

  原産国

  ベトナム北部・中国

  最大サイズ

  33.1mm

  詳細

  小型で美しい種である。
  アゴの内側にオレンジ色の微毛がつく。

メリディオナリスコクワガタ

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  学名

  Dorcus meridionalis

  原産国

  ベトナム北部

  最大サイズ

  ♂～45.2mm

  詳細

  ベトナム北部に生息する小型Dorcusで、過去にタナカコクワガタの亜種として記載され、藤田（2010）の大図鑑では独立種となっている。
  見た目はヒラタを連想させるようなアゴに褐色の体、サイズ感は日本のスジクワガタのような感じで、生態的にはコクワよりスジが近いと思われる。♀は背中に深くクッキリとした筋がある。野外珍品度は少ない。

メリディオナリスコクワガタ幼虫

モチヅキコクワ

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  学名

  Dorcus mochizukii

  原産国

  台湾

  最大サイズ

  33.2mm

  詳細

  スジクワのように、大顎に二つの内歯が見られる。
  流通量が非常に少なく、珍しい種類である。
  飼育は、たのコクワ同様であるが、多少デリケートな性質。

ヤマダクワガタ

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  学名

  Dorcus yamadai

  原産国

  台湾

  最大サイズ

  63mm 前後

  詳細

  日本のアカアシクワガタ、もしくはアローコクワとスタイルが非常に似ている。台湾でも標高の高い地域に生息するため、飼育には温度管理を行なったほうが良い。

ヤマダクワガタ幼虫

ラティオキナティブスコクワガタ

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  学名

  Dorcus ratiocinativus

  原産国

  ネパール・中国(チベット自治区南中央部)・インド北東部

  最大サイズ

  ♂から33.7mm

  詳細

  スツラリスコクワガタに似た小型種で、大アゴ基部の外縁が基方を向いて小さく突出する。
  前胸背板は基方で大きく狭まり、上翅は中央よりやや後方でもっとも幅広くなる。

ラティオキナティブスコクワガタ幼虫

フジイコクワガタ(フジイスジクワガタ)

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  学名

  Dorcus Fujiii

  原産国

  ベトナム北部

  最大サイズ

  ♂～44.2mm

  詳細

  体は黒色味が強く、大アゴと体は細長く、大アゴの二歯状の内歯は前端と後端で鋭く突出して、大型個体では内歯端の突起と大アゴが背面から見てほぼ重なる。
  種名(学名・和名共)藤居孝聡氏にちなむ。
  野外での珍品度、少ない。

リンウェンシンスジクワガタ

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  学名

  Dorcus linwenhsini

  原産国

  中国(雲南省西部～南部)・ミャンマー北東部・インド東北部

  最大サイズ

  ♂～47.5mm

  詳細

  ゴンシャンスジクワガタに似るが、二葉片状内歯は幅が広くより水平方向を向き、内歯両端および先端歯より強く突出する。産地などの分布に関しては今後の調査が望まれる。