ビークワ76号は『世界のヒラタクワガタ大特集』です。
前回の特集はさかのぼること12年前、2008年のビークワ28号でした。
当時はまだライヒヒラタやティティウスヒラタの分類に手を付けられる前で、28号で解説を執筆した永井信二氏も、ライヒヒラタについては「ヒマラヤ南部からミャンマー北部にかけて、少なくとも2種、ひょっとすると3種が混生している可能性がある」と記述していたのですが、今回調べたところ、ミャンマー北部だけでティティウス-ライヒヒラタ系がなんと10種以上混生していることが判明しました。
もちろんヒマラヤ周辺、インドシナ、中国にも未記載種がウヨウヨいるのは確実で、調べれば調べるほど新種が出てきそうな怖ろしいエリアです。
巻頭の大図鑑ではそれらにメスを入れまくり、多くの未記載種およびその交尾器を紹介しています。
28号当時に紹介したヒラタクワガタは30種でしたが、今回は倍以上の76種(亜種除く) どれだけ増えたのかよくわかりますよね。
巻頭特集に付随する飼育記事は、今期、パラワンヒラタの飼育レコードを申請された方のオオヒラタ飼育法と、レコードホルダーによるマイナーヒラタの飼育法2編の計3本。
これでヒラタ関係の飼育法はバッチリ!
採集記はタイ王国での10年に渡る採集内容をダイジョストで送る『タイ王国に浪漫を求めて』と、南米エクアドルへヘラクレスを探しに行った『虫のためなら、どこへでも エクアドル採集記 前編』の2編。
どちらも「やはり日本とは違うな……」と感じさせてくれるロマンあふれる内容。
そして今回は異色の飼育記が2本! ひとつは飼育が難しいとされているアオカナブンの飼育記で、長年に渡ってアオカナブンの飼育にチャレンジしてきた筆者の想いが詰まった飼育方法は、アオカナブンだけでなくすべてのハナムグリ飼育のヒントが散らばっています。
ふたつめは、これまた珍しいヤマトタマムシの飼育法! タマムシといえば虫の素人でも知っている美麗昆虫ですが、産卵させて成虫まで飼育しようという人は少ないでしょう。
今回は意外とそれほど難しくない、タマムシの成虫・幼虫飼育法を皆様に伝授いたします。
『ゼロからはじめる巨大オオクワガタの育て方 上級編』をはじめ、各連載も絶好調! 夏の昆虫ハイシーズンに、これ以上にない情報量でお届けするビークワ76号! 自粛でたまったストレスも弾け飛ぶこと間違いなし!
前回の特集はさかのぼること12年前、2008年のビークワ28号でした。
当時はまだライヒヒラタやティティウスヒラタの分類に手を付けられる前で、28号で解説を執筆した永井信二氏も、ライヒヒラタについては「ヒマラヤ南部からミャンマー北部にかけて、少なくとも2種、ひょっとすると3種が混生している可能性がある」と記述していたのですが、今回調べたところ、ミャンマー北部だけでティティウス-ライヒヒラタ系がなんと10種以上混生していることが判明しました。
もちろんヒマラヤ周辺、インドシナ、中国にも未記載種がウヨウヨいるのは確実で、調べれば調べるほど新種が出てきそうな怖ろしいエリアです。
巻頭の大図鑑ではそれらにメスを入れまくり、多くの未記載種およびその交尾器を紹介しています。
28号当時に紹介したヒラタクワガタは30種でしたが、今回は倍以上の76種(亜種除く) どれだけ増えたのかよくわかりますよね。
巻頭特集に付随する飼育記事は、今期、パラワンヒラタの飼育レコードを申請された方のオオヒラタ飼育法と、レコードホルダーによるマイナーヒラタの飼育法2編の計3本。
これでヒラタ関係の飼育法はバッチリ!
採集記はタイ王国での10年に渡る採集内容をダイジョストで送る『タイ王国に浪漫を求めて』と、南米エクアドルへヘラクレスを探しに行った『虫のためなら、どこへでも エクアドル採集記 前編』の2編。
どちらも「やはり日本とは違うな……」と感じさせてくれるロマンあふれる内容。
そして今回は異色の飼育記が2本! ひとつは飼育が難しいとされているアオカナブンの飼育記で、長年に渡ってアオカナブンの飼育にチャレンジしてきた筆者の想いが詰まった飼育方法は、アオカナブンだけでなくすべてのハナムグリ飼育のヒントが散らばっています。
ふたつめは、これまた珍しいヤマトタマムシの飼育法! タマムシといえば虫の素人でも知っている美麗昆虫ですが、産卵させて成虫まで飼育しようという人は少ないでしょう。
今回は意外とそれほど難しくない、タマムシの成虫・幼虫飼育法を皆様に伝授いたします。
『ゼロからはじめる巨大オオクワガタの育て方 上級編』をはじめ、各連載も絶好調! 夏の昆虫ハイシーズンに、これ以上にない情報量でお届けするビークワ76号! 自粛でたまったストレスも弾け飛ぶこと間違いなし!